みぃと歩む | ステロイドを卒業。パピーに戻った日

ステロイドを卒業してから、みぃの目は少しずつ変化が見られました。

緑内障で大きくなっていた眼球が、ちょっと小さくなってきたのです。

眼球の中の状態が落ち着いてきたのかな、と私は感じていましたが、

正直なところ、その仕組みを当時は、詳しく理解していたわけではありません。

ただ、確実に目が変わっていくのを感じました。

そして毛もどんどんと伸びてきました。しっかりロングヘアになり血統書通り(笑)

治療の日々が、ちゃんとみぃの身体に届いていたんだ。

小さい体なのにすごいなぁ。。そう感じた瞬間でした。


このころのハーブブレンド

ステロイドを卒業したあとも、ハーブによるケアは続けていました。

目と肝臓を意識したブレンドはそのまま継続しながら、秋に向けて新たに意識したのが、胃腸をあたためるハーブや食材です。

前回もお伝えしたとおり、みぃは秋になると痩せやすい子でした。

何度も言いますが羨ましい体質です(笑)

季節の変化で消化がいつもより弱くなりやすいこの時期に、

胃腸をしっかりあたためながら、必要な栄養をきちんと届けること。

そして、季節に合わせた全体のバランスをととのえていくこと。

その時々の様子を見ながら、食事やハーブも少しずつ調整していました。


パピーに戻った?!っていうような元気さ

目が痛くなくなったみぃは――元通りというより、別犬かのような元気さ(笑)。

手あたり次第、いろんなものを解体(壊す破くかじる)し始めたり、イタズラをしたり。

あのおとなしかった日々はどこへやら。

まるでパピーのころに戻ったかのような勢いでした。

「破壊王、復活か・・・?」

と思うくらいでした。

でもこれが、我が家の日常。

だからそれが嬉しくて、怒る気にもならずどんどんやっておしまい!といってました。

元気なみぃをまた見ることができた。

それだけで、私は幸せでした。


土の上を歩く時間

闘病中から、私はできるだけみぃを土の上に連れていくようにしていました。

植物療法を学ぶ中で、アーシングという考え方を知っていたこともありますが

それ以上に、みぃ自身が土の上を歩く時間を、とてもうれしそうに過ごしていたからです。

河原の空気が好きだったのか。

草や土の香りが好きだったのか。

それとも、お友達に会えるのがうれしかったのか。

その理由は、みぃに聞いてみないとわかりません(笑)

でも、目が痛かったころは抱っこで来ていた河原を、

元気になったみぃは、自分の足でどんどん歩いていくようになりました。

そして、ここから河原散歩好きがさらに加速します。


週末ごとに3時間散歩の強制(笑)

元気を取り戻したみぃが大好きだったのが、先ほどもお話した通り河原へのお散歩です。

土の上を歩くアーシング。

大地を感じながら歩く時間は、闘病中のみぃにとっても、私にとっても大切な時間でした。

そして元気になったみぃは、とにかく歩く。

週末になると、3時間コースを強制する(笑)

「いやだ、まだ帰らない」

「あっちに行って、もっと歩く」

そんな顔をしながら、ぐいぐいリードを引っ張っていきます。

広い河原では危なくない場所でロングリードでボール投げも楽しみましたが

これも心臓に持病があるみぃは10分でおしまい。

目が痛かったころ、抱っこで来ていたあの河原を。

今度は自分の足で、ぐんぐん歩いていく。

その姿を見ながら、

「一緒に歩けるって、こんなに嬉しいことなんだな」

と、しみじみ感じていました。

ゆっくり歩く河原も季節を感じるひとつ。

次のステージへと進んでいるんだなと思っていました。


ちなみに、みぃは病院が好きでした(笑)

そして、ちょっと意外かもしれませんが、みぃは病院も嫌いではありませんでした。

もしかしたら、

「ここに来れば、痛いのを治してもらえる」

と、わかっていたのかもしれません。

そして、もうひとつ。

病院に行くと、わたしがめちゃくちゃ話しかける(笑)

注射のときも、眼圧検査のときも、私はみぃの気をそらそうと、ずーっと話しかけていました。

「みぃのお耳はどこ?」

「あったあった、ここにあったよ」

「これ終わったらどこにいこうかな?」

……とにかく、しゃべる(笑)

しかも本当にどうでもいいことばかりだし周りにいる先生はじめ看護師さんも

どういう会話してるんだ?と失笑している。

ここでご飯の話はNG.興味があることは首をかしげて理解しようとするので

みぃが「おかーさん何言ってんだ?」くらいがちょうどいいのです。

だから、みぃにとって病院は、

「痛いことをされる場所」

というより、

「おかーさんがずっとしゃべっている場所」

だったのかもしれません。


目がだんだんと落ち着いて小さくなって。

イタズラが復活して。

河原を3時間歩いて。

病院では、おかーさんのどうでもいいおしゃべりを聞いて。

ステロイド卒業後のみぃとの日々は、

新しい冒険の始まりでした。

病気と向き合う日々の中で、少しずつ取り戻していった、みぃ本来の元気。

その姿を見られたことが、あの頃の私にとって何より嬉しいことでした。

結の植物療法ノート | 秋の食事:換毛期と夏の疲れをととのえる

お盆を過ぎると、少しずつ次の季節、秋へとうつり始めます。

愛犬ダックスのみぃは毎年この時期になると、体重がぐっと落ちる子でした。

もともと消化が弱いことに重ねて、夏の疲れが出てきたり。そして換毛の時期を迎えることもあり、秋はみぃにとって、少し体力を使う季節だったのだと思います。

季節が移る時、我が家は食事の見直しをしていました。

秋は「食べる量」だけでなく「届け方」も見直す

みぃは一度にたくさん食べると、お腹をこわしやすいので

単純に一食の量を増やすのではなく、食事の回数を1回増やすことに。

普段は1日2回だった食事を、秋には1日3回にして、少量ずつ体に届けるようにしていました。

体調や体重を見ながら、その子が無理なく食べられる量と回数を探していく。

これは、みぃの食事を考えるときに大切にしていたことのひとつです。

犬の消化の時間を逆算して、食事の間隔を調整することは手作りだと意外と計算しやすかったので出来たことでもあります。

秋からは、炭水化物を毎食に

夏の間は、白米などの炭水化物を1日に1食のみ取り入れる程度でしたが(夜はタンパク質中心)秋になると毎食に変更。

秋のみぃのごはんでよく作っていたのが、発芽玄米入りの雑炊です。

発芽玄米と鶏肉、野菜などをやわらかく煮て、スープを残した食べやすいごはんに。

秋の定番だった栗を加えることもありました。

栗はエネルギーを補う食材として、また薬膳では胃腸を養う食材として使われています。

みぃの体調を見ながら、旬の食材を少しずつ取り入れる。
そんな秋のごはん作りが、毎年の楽しみでもありました。

たんぱく源も「合うもの」を探して

秋のたんぱく源として、魚を取り入れることもありました。

秋鮭を使うこともありましたが、みぃは魚なら何でも体質に合うというわけではありませんでした。

サーモン、タラ、マグロ、カツオ、タイ、サバ・・など、いろいろな魚を試しながら、その時々の体調や様子を見て選んでいました。

DHAやEPA豊富なサーモンオイルなどの魚由来の油を使うこともあり、

ブログを書くために写真を見返してみると、「こんなものまで試していたんだ!」と、

私自身が忘れているものもありました(笑)

でも、こうして記録が残っていると、その時のみぃのためにいろいろ考えていたことを思い出します。

大切なのは、「この食材が良いから必ず食べさせる」ということではなく、

その子に合うものを、少しずつ探していくこと

みぃの食事では、いつもそこを大切にしていました。

鶏肉は、秋冬のごはんに

鶏肉も、みぃのごはんによく使っていたたんぱく質です。

薬膳では、食材には「平」「温」「涼」など、それぞれの性質があると考えられています。

鶏肉は薬膳では「平」の性質を持つ食材とされ、調理法によって食材の性質を捉えます。

秋から冬に向かって少しずつ気温が下がっていく季節には、温かいごはんや加熱した食材を取り入れながら、体を冷やしすぎないことを意識していました。

犬も猫もおなかを触ると冷えていることがあるので、撫でながら観察してみてくださいね。

仕上げに「はじまりの結」

そして、みぃの秋ごはんには、仕上げに**あんみのハーブブレンド「はじまりの結」**を加えます。

できあがった雑炊に、最後に1食分のハーブブレンドをひとつまみ。

食事そのものを整えることに加えて、植物の力も食卓に取り入れていく。

それが、みぃと暮らす中で私が続けてきた「結」の食事ケアでした。

もちろん、ハーブや食材もすべての子に同じように合うわけではありません。

体質や年齢、体調によっても違います。

だからこそ、少しずつ様子を見ながら、その子に合う方法を探していくことが大切です。

みぃの秋ごはん

みぃの場合、秋になるとこんなことを意識していました。

  • 発芽玄米などの炭水化物を毎食に
  • 1日2回だった食事を3回に増やし、少量ずつ
  • 秋鮭やタラ、マグロ、カツオなど、合うたんぱく源をとりいれる
  • 鶏肉などの加熱した食材を取り入れる
  • 旬の栗などを季節の食材として楽しむ
  • 仕上げにハーブブレンド「はじまりの結」を取り入れる
  • 体重や便、食欲など、その日の様子を見ながら調整する

季節が変わると、体も少しずつ次の季節へ向かって変化していきます。

夏の疲れが残っているときには、無理に何かを足すのではなく、まずは「ちゃんと食べられているかな」「消化できているかな」と、その子の様子を見ること。

そして必要に応じて、食事の内容や回数を少しずつ変えていく。

秋は、冬に向けて体をととのえていく季節でもあります。

旬の食材を楽しみながら、その子の体に合わせたごはんを。

人もペットも、秋の恵みをいただいて、ゆっくり次の季節へ🌿

みぃと歌う|ナイショのおはなし

みなさま、こんにちは。みぃです。

聞いてもらいたい話があるから、虹の橋から出張してきました。

夏になると、おかあさんは桃を買ってきます。

もちろん、みぃもたくさんもらってました。

夏はももとブルーベリーが旬なんだって。

それでね、お母さんは桃を食べ終わると、なぜかあの網を持って近づいてきます。

「みぃ、ちょっと来て」

嫌な予感。。。やっぱり。。。またですよ。

写真を撮るまで待つのは、いつものことなので知っています。

だから私はじっと待ちます。

ゲラゲラ笑っているおかあさんを見ながら、

「これなんの時間?」って思うこともあったけど

モデルという仕事らしいです。

「はい、ありがとう。」

その言葉を聞いたらこの仕事は終わり。

あとは前足を使って……

ブルブルッ!

やっと取れました。

そして最後のお仕事があります。

得意の解体です。

ビリビリビリ。

今年もちゃんと破いておきました。

来年も使われたら困りますからね。

みぃと歩む | 手作りごはんのこと。5kgのダックスの場合

ステロイド治療が続く中で、わたしがずっと大切にしていたのが毎日の食事でした。

病気と闘う力は、毎日のごはんから生まれる。

胃腸が消化に使うエネルギーを少しでも減らし、その分を体が本来の力を発揮するために使ってほしい。

そんな思いから、みぃのごはんを手作りに変えました。

最初は難しそうに感じていましたが、続けてみると意外とシンプル。

そして何より、みぃが毎食待ち遠しそうに、うれしそうに食べてくれる姿が、わたしの一番の励みになっていました。


手作りごはんは、消化にやさしい

市販のドッグフードには、栄養バランスが整っていて保存しやすいという良さがあります。

一方で、手作りごはんは水分を多く含み、やわらかく調理することで、

あまり噛まずに食べる癖のある子も消化しやすい食事として取り入れられることがあります。

病気と向き合っていたみぃには、食べることそのものが毎日のケアのひとつでした。


見た目のボリュームで、満足感も

手作りごはんに変えて驚いたのは、見た目のボリュームです。

同じくらいのエネルギー量でも、毎回お皿いっぱいのごはんになります。

みぃは器を見た瞬間から目を輝かせて、

「これ全部食べてもいいの?!」という顔をします。

食べる時間が楽しみになることも、手作りごはんの魅力のひとつだとみぃが教えてくれました。


5kgのミニチュアダックスの1食分(一例)

写真の量で約100〜150gが目安です。

まな板にのっていると少なく見えますが完成のころにはボリューム満点です。

たんぱく質・野菜・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルのバランスを考えながら、その日の体調に合わせて作っていました。

※体重・年齢・活動量・体調によって適量は異なります。


今回のレシピ

  • 真鯛・舞茸・人参をやわらかく茹でる
  • 細かくほぐして食べやすくする
  • 発芽玄米ごはん(または白米)と混ぜる
  • 自家製イタリアンパセリ・すりごま・ハーブを適量加える
  • 「はじまりの結」微粉末を加えて完成

毎日の食卓の中で、無理なく栄養を取り入れられるよう心がけていましたが

だいたい栄養バランスは1週間から10日ほどでとっています。


家計にもやさしい手作りごはん

「手作りごはんはお金がかかりそう。」

そう思われることもありますが、実際はスーパーで手に入る旬の食材を使うことがほとんどでした。

特売の日のお魚や旬の野菜を選びながら、その季節に合った食材を取り入れる。

薬膳とは旬の食材を取り入れることから始まります。

そして、そんな作り方でも十分続けられます。


正解は、その子によって違う

みぃと暮らして学んだことがあります。

それは、

「良い食材」と「その子に合う食材」は、必ずしも同じではない。

ということ。

お酢、塩、出汁、ハーブ、オイル。

オリーブオイル、ココナッツオイル、サーモンオイル、マグロオイル、ヘンプオイル、インカインチオイル……

本当にたくさん試しました。

みぃはサーモンオイルでお腹がゆるくなることがありましたが、かつおオイルとは相性が良く、安心して使うことができました。

このかつおオイルにたどり着くまでが大変でしたが体質に合ってくれた時は嬉しかったです。

食材も同じで、産地によって体の反応が違うこともありました。

「この産地なら大丈夫そう。」

そんなことが少しずつ分かるようになったのも、毎日みぃを観察し続けてそれにみぃも協力してくれたからです。


季節によって、体は変わる

実はみぃ、毎年秋になると体重がぐっと落ちる子でした。

だから夏は、「いかに元気に食べてもらうか、太ってもらうか」が毎年のテーマ。

「少し多めに食べてもらえば体重が維持できるかな。」

そう思ってごはんを増やしたこともありました。

私にとっては羨ましい体質でしたが、そう簡単に体重は増えてくれません。

でも……

みぃは大喜び(笑)。

たくさん食べられて、とても嬉しそうでしたが

お腹がびっくりしてしまって、結局お腹を壊してしまうことも。

食べる量を増やせばいいわけではない。

季節も、その子の体質も、その日の体調も関係している。

みぃはそんなことを、毎日の暮らしの中で教えてくれました。


みぃが教えてくれたこと

今のわたしが植物療法や食事を考えるとき、一番大切にしていることがあります。

それは、

「何が良いか」ではなく、
「その子に何が合うか」。

ということ。

本に書いてあることもとても大切な情報。

でも、それ以上に教えてくれるのは、毎日一緒に暮らしているこの子自身です。

少しずつ食べてみる。

少しずつ変えてみる。

そして、よく観察する。

その積み重ねが、その子だけの答えにつながっていくのだと思います。

これからも「みぃと歩む」では、みぃが教えてくれたことを、少しずつお話ししていけたらうれしいです。🌿🐾

結の植物療法ノート|夏の五行と、人もペットも楽しむ うなぎ薬膳ごはん

土用の丑の日は少し過ぎてしまいましたが(笑)、

夏の養生として、今日はうなぎのお話です。

実はこのレシピ、ずっと紹介したかった一品なんです!!

うなぎが少し苦手だったわたしが、「こんなにおいしいんだ!」

と感動してうちの定番になったレシピ。

そして、みぃも毎年楽しみにしていた夏の定番ごはんです。

夏は「火」の季節——心と小腸をいたわる時期

陰陽五行では、夏は「火」の季節。

「心」と「小腸」が対応します。

この季節は暑さで体力を消耗しやすく、食欲や消化のリズムも乱れがちになります。

だからこそ夏は、体に必要な栄養を補いながら、消化しやすい食事を意識したい季節。

そんな夏の養生に昔から親しまれてきた食材が、それが「うなぎ」です。

そして、夏の五行に寄り添うハーブブレンドとしてあんみから生まれたのが**「涼夏の結」**

食事と植物、それぞれの恵みを暮らしに取り入れることで、暑い季節を少しでも過ごしやすい工夫をしたいですよね。

人もペットも楽しめる、うなぎ薬膳ごはん

うなぎは、良質なたんぱく質やビタミンAなどを含む栄養豊富な食材というのはみなさんご存じの通りです。

人だけでなく、ペットの手づくりごはんも取り入れたい食材。

みぃも、うなぎの日が近づくと朝からそわそわ。

器を置くと、いただきますの礼(頭をペコペコさげる儀式)が止まらず

「いただきます」であっという間に完食してしまうほど大好きなメニューでした。

このレシピのポイントは「お酢」

このレシピで一番大切なのは、市販のかば焼きをお酢につけること。

これだけで、

  • たれを落として塩分を減らす
  • 身がやわらかくなって食べやすくなる
  • クエン酸を手軽に取り入れられる

という、一石三鳥の工夫になります。

みぃは酸っぱいものが好きだったので、そのままでも喜んで食べていましたが

お酢が苦手な子もいますので、最初は少量から始めてくださいね。

うなぎや野菜とよく混ぜたり、香りのある食材と合わせたりすると、

食べやすくなる子もいますしシジミ汁で薄める方法もあります。

その子の好みに合わせて、無理なく取り入れてみてくださいね。


材料

  • かば焼きうなぎ(お酢につけてたれを落としたもの)粗みじん切り
  • レンコン・にんじん・さつまいも(みじん切り)
  • 薄焼き卵(少量)
  • ごはん
  • ごま油
  • 涼夏の結(細かくして少量ふりかける)
  • お好みで、しじみ汁

作り方

  1. かば焼きうなぎをお酢につけ、たれを落として食べやすく刻みます。
  2. 根菜をみじん切りにし、ごま油で炒めます。
  3. 薄焼き卵を作り、細かく刻みます。
  4. ごはんにすべての具材を混ぜ合わせます。
  5. 涼夏の結を細かくして少量ふりかけたら完成です。
  6. お好みで、しじみ汁をごはんにかけてもおすすめです。

食材それぞれの役割

うなぎ

夏に親しまれてきた栄養豊富な食材。良質なたんぱく質やビタミンAを含み、

暑い季節の食卓の強い味方。

レンコン

シャキシャキとした食感が特徴。食物繊維やムチンを含み、

毎日の食事に取り入れやすい根菜です。

すりおろしもおすすめ。

にんじん

βカロテンが豊富で、油と一緒に調理すると栄養分が吸収されやすくなるといわれています。

さつまいも

食物繊維を含み、やさしい甘みで食べやすい食材。ビタミンCも多く手づくりごはんにも取り入れやすいです。

火の通りが遅いのでレンジで先に温めることをおすすめします。

薄焼き卵

消化しやすいたんぱく源として、彩りも栄養もプラスしてくれます。

お酢

酸味が食欲を引き立てるだけでなく、たれを落として塩分を調整すしながらクエン酸も豊富です。

ごま油

香りがよく、野菜のおいしさを引き立てます。ごまに含まれるセサミンは抗酸化成分として知られています。

しじみ

昔から親しまれてきた食材。汁ごとかけることで、うま味も楽しめ肝臓にもいい食材です。

涼夏の結

夏の五行「火」に寄り添い、心と小腸をテーマにブレンドした季節限定のハーブティーです。

食後の一杯としてはもちろん、細かくして食事に少量添えることで、植物の恵みをやさしく取り入れられます。

多めに煮だして麦茶代わりにがぶがぶ飲んでいただくのもおすすめ。


みぃは毎年、この日を楽しみにしていました

うなぎを刻んでごはんに混ぜると、器を置いた瞬間に夢中で食べていたみぃ。

「今日は特別なごはんだね」

そんな声が聞こえてきそうなくらい、毎年楽しみにしていた夏の思い出です。

食事は、毎日の養生のひとつ、そして季節を楽しむもの。

旬の食材に、植物の恵みを少し加えるだけで、夏の食卓はもっと心地よい時間になります。

土用の丑の日は過ぎてしまいましたが、人もペットも、それぞれの体調や好みに合わせながら、夏ならではの食卓を楽しんでみてくださいね。🌿

みぃと歌う|夏の過ごし方。ハーブと味見隊。

夏は犬が部屋のどこかに落ちている季節です。

料理をしているときもそうですが、ハーブを調合し始めると、

みぃはキッチンにやってきていつの間にか足元にスタンバイ。

「今日は何が落ちてくるかな?」

そんな顔で座って待っています(笑)

でも、ハーブの調合は意外と時間がかかるため、待ち時間が長い。

そのうち待ちくたびれて、その場でゴロンです。

まだかなまだかな?という顔から

まだなのー?という顔に変わり

そのうち通路のど真ん中で気持ちよさそうに寝てしまいます。

「そこ、歩くんだけどなぁ。」

完全に入り口をふさがれてますが、起こすのもかわいそうなので、

そっとまたいで歩いていました。

みぃはそんな様子を、目だけで追いかけます(笑)

ハーブは使用するものによって、ふわふわと舞います。

カレンデュラやカモミールの花びらは特にふんわりと舞います。

桜のはなびらが落ちる速度が秒速5メートル。

同じくらいの落下速度かなと思いながら見ているのですが

ドライハーブのカレンデュラ(ポットマリーゴールド)は花びらだけなので、とても軽くて、犬の毛にもよく絡むんです。

気がつくと、みぃが頭にカレンデュラをのせたまま歩いていることもしばしば(笑)。

そして床に落ちたドライハーブは……

私が拾うより早く、みぃが「パクッ」

落ちたハーブの回収係も担当。

そういう時はとても速いんですよね。

ハーブティーができあがると、今度は試飲の時間。

器に耳の飾り毛が入らないように、私が耳をひっくり返して試飲開始。

余談ですが、普段使う食器の中でみぃのごはん皿が一番高額でした(笑)

調合して、味見して、試飲して。

それが、みぃの大切なお仕事でした。

いま思うと、植物療法は特別な時間ではなく、私たちの暮らしそのものだったように思います。

ハーブの香りがするキッチンで、一緒に笑いながら過ごした夏。

あの時間は、私にとって今でも大切な宝物です。

みぃと歩む|左目のこと、そして長いステロイド治療と体を整える日々

緑内障の長い治療が続く中で、みぃの左目が見えなくなったことは前の記事でお話しましたが

実は、不思議なことに落ち込む間もありませんでした。

だって、みぃ本人が一番たくましかったんですから。

「やっちゃった、えへへ」

左目が見えなくなって、みぃは壁やドアにぶつかることが増えました。
視界のバランスが変わったのだから、当然のことです。

そのたびにわたしは

「見えてないんだから、ちゃんと前見て!」

と言っていたのですが、みぃはぶつかるたびに

「やっちゃった、えへへ」という顔をして

本犬は、あまり気にしていなかったみたい(笑)。

普段のお散歩のときも、わたしとアイコンタクトをしている瞬間にぶつかることがたまにありました。
よそ見をしてぶつかるのは、見えている子でも見えていなくても一緒ですね(笑)。

そのうち、みぃは家の中の構造を自分なりに学習して覚えていきました。

どこに何があるのか。
どこを通れば安全なのか。

体で覚えてしまえば、ぶつかることは少なくなります。

なので環境は、あえて変えませんでした。

右目は見えていましたし、みぃ自身がこの家のことをちゃんと覚えていたから。
変えないことの方が、みぃにとって安心できることだと思いました。

3〜4年続いたステロイド治療と、植物療法でのサポート

目の治療は、内服のステロイドと3種類の点眼薬を使いながら、3〜4年にわたって続きました。

アレルギー性から始まった目の病気にステロイドは、必要な治療でした。

一般的にも知られている通り、長期的な投薬での体の負担も考えていました。
そこで、植物療法では肝臓をサポートするハーブなどを取り入れ、体の土台を整えるケアを続けていました。

使用していたのは、ダンディライオン、ミルクシスル、クリバーズ、バードックなどです。

そして、この時期に加えたのがアイブライトとカモミールジャーマンそしてリンデンです。

アイブライトは、古くから目にまつわるケアに用いられてきたハーブです。
目のトラブルを抱えるみぃのケアのひとつとして取り入れました。

カモミールジャーマンは、鎮静や消炎、消化のサポートが期待されるハーブです。
緑内障による負担がある時期、薬による治療と合わせて、

体全体を支える目的で取り入れていました。

リンデンは身体の水分バランスをサポートするハーブの一つで

緑内障による眼球の水分の排出をサポートするために選びました。

薬は必要な場所へ働きかけ、植物療法は体が本来持っている力を支える。

それぞれの役割の違いを大切にしながら、長い治療期間を過ごしていきます。

ペット薬膳管理士の勉強で、ごはんも本格的に見直した

この頃、わたしはペット薬膳管理士の勉強も始めました。

植物療法だけではなく、毎日の食事からももっと体を整えたい。
そんな思いが強くなっていたころです。

肝臓をサポートする食材を取り入れたり、消化のことを考えながら旬のものを選んだり。

薬膳の詳しい話は、また別の記事でお伝えしますが、食べることも体を支える大切な時間。

そのことを、みぃが体を通して教えてくれた時間でもありました。

長い治療期間、みぃはずっと前を向いていました。

ぶつかっても「えへへ」と笑って、
ごはんをしっかり食べて、
お散歩を楽しんで。

そのたくましさに、わたしは何度も励まされました。

ペットシッター日記 | 夏のお散歩やお出かけ、わが家の工夫

夏のお散歩は、時間帯と地面の温度そして湿度が命です。

どんなに元気な子でも、真夏の昼間のお散歩は体への負担が大きい。

ペットシッターとして、また愛犬みぃと過ごした経験から、

夏の外出で気をつけていたことをお伝えします。


散歩に行く時間について

朝は遅くとも7時前までに。

それ以降は気温も地面の温度もどんどん上がっていくので

その日の気温や湿度によっては、お日様が出る前の早朝が一番安全なこともあります。

ただし暗い時間帯は安全面への注意も必要なので、明るさと気温のバランスを見ながら

判断してくださいね。

そして、夕方は要注意です。

日が暮れても地面が熱いことが多いので、

「暗くなったから大丈夫」と思いがちですが、アスファルトは日中の熱をたっぷり蓄えているんです。

必ず手で地面を触って確認してから出発してください。

手で触れて熱いと感じるなら、ワンちゃんの肉球にとっても熱いということ。

特にダックスフントやコーギーのようにお腹が地面に近い犬種は、

地面からの熱をダイレクトに受けやすいので要注意です。

もし可能なら土や芝生が多く風通しのいい場所を選んでください。

わんちゃんの毛色によって、熱の吸収率が違います

意外と見落としがちなのが、毛色による熱吸収の違いです。

黒や濃い色の毛は太陽の熱を吸収しやすく、白や淡い色の毛は熱を反射しやすい傾向があります。

みぃ(ダックスフント)は黒い毛が多い子だったので、

お散歩のときは淡い色のお洋服をわざと着せていました。

少しでも被毛からの熱の吸収を軽減するための工夫です。

もともとお洋服が苦手だったみぃも、お散歩のときはしぶしぶ着てくれていました。

きっと涼しくなることをわかっていたのかもしれません。

濃い毛色のワンちゃんを飼っている方は、夏の外出時に淡い色の洋服を取り入れてみることもひとつの対策です。

また、皮膚が弱いコもお洋服はとても大切な皮膚の保護になります。

着やすいものを用意しておくと良いかもしれません。


日中動物病院やトリミング、どうしても出かけなきゃいけないとき

夏の暑い時間帯でもどうしても外出しなければならないことがありますよね。

そんなときのわが家の工夫は、カートに保冷剤を入れること。

タオルで包んだ保冷剤を2〜3個カートの中に入れて(おすすめは側面)、その上にワンちゃんを乗せます。地面の熱も直射日光も避けながら、涼しい空間で移動。

たまに私もカートの中に自分の腕を入れて涼をとっていました(笑)


暑さ対策グッズの選び方

今やたくさんのグッズがありますが、一番オーソドックスな保冷マフラーや、

大型犬には保冷ハーネスもおすすめです。

首回りや体幹を冷やすことで、効率よく体温を下げることができます。

一方で、濡らして気化熱で冷やすタイプのグッズですが、とても良いと思うのですが

場合によっては、真夏の炎天下であっという間に蒸発してしまいます。

気温によっては効果が短く、濡れたままになることで逆に不快になることも。

真夏はなるべく保冷剤タイプを選ぶのがおすすめです。


水分補給はこまめに

外出中は、人もペットもこまめな水分補給を心がけてください。

ただ、緊張や暑さで飲んでくれないこともありますので、

そんなときは無理に飲ませようとせず、口元を濡らしてあげたり、

体を濡らして気化熱で体温を下げる工夫を。

飲む飲まないにかかわらず、水を用意しておくことが大切です。


熱中症のサインを見逃さないで

以下のサインが見られたらすぐに涼しい場所へ移動して、体を冷やしながら動物病院へ。

  • ぐったりしている
  • よだれが大量に出ている
  • 呼吸が荒い、ぜいぜいしている
  • 足元がふらつく

熱中症は進行が早いので、「おかしいな」と思ったら迷わず動物病院に連絡してください。


暑い季節のお散歩は、少しの工夫で安全に楽しめます。

時間帯、地面の温度、毛色への配慮、水分補給——

この4つを意識するだけで、ワンちゃんの夏の負担はぐっと減ります。

飼い主さんも一緒に、無理せず楽しい夏を過ごしてくださいね🌿

みぃと歌う | 夏のイタズラと、犯人探し

夏は外に出る時間が少なくなる季節。

お散歩の時間が短かったり行けない日が続くと、犬はエネルギーを持て余して

イタズラが増えることもあります。

みぃはいくつになってもたまったエネルギーはその日のうちに消費したいタイプ。

わが家のお笑い担当みぃには、十八番のイタズラがありました。

いたずらおしっこバクダンです。


犯人は、どこに?

それはある夏の昼下がり。

床の水たまりを発見したわたしは、大声で言いました。

「あーーーーっ!これ、誰がやったの!?」

部屋を見渡しながら「誰だ、誰がやったんだ」と騒ぐわたし。

でもその部屋にいるのは、みぃ一匹だけです。

するとみぃ飛んできて、首をかしげます。

そしてわたしの話に、一生懸命耳を傾ける。

「ほらここ!これ誰がやったの?誰だ?」

そう言うと、みぃはくるっと向きを変えて、早足で犯人探しに出発するんです。

これがダックスの早足なので、もうそれだけで面白い(笑)

他の部屋や玄関、お風呂場、キッチン……ひと部屋ずつていねいに見て回っています。


わたしの片付けと、みぃの捜査の競争(譲れない闘いが始まる)

みぃが捜査に出ている間に、わたしは急いで水たまりを片付けます。

これが実は競争でした。

わたしの片付けが早いか、みぃの犯人探しが早いのか。

片付けに手間取っていると、みぃが戻ってきて報告をします。

「どこにもいませんでした!」

「そんなはずない!もう一回探してきて!」

そう言うと、みぃはまた早足で捜査に戻っていく(笑)

わたしの片付けが間に合ってソファーに座ると、みぃも何事もなかったかのように隣にやってきて、ちょこんと座ります。

犯人は見つからなかったけれど、なぜかふたりとも満足そうに並んで、何もなかったかのように座っている。


実は、最初からゲームがしたかった?

後になって気づいたことがあります。

このイタズラにわたしが気づかないでいると、みぃが教えに来ることがありました。

つまり——気づいてほしいときは教えに来て、気づいたら犯人探しゲームが始まる。

もしかしてみぃは、最初からこのゲームをしたくてやっていたんじゃないかと思っています。

「おかーさんはのろまだから気付かない」とでも思っていたのか、

呆れたような顔でやってくることもありました(笑)

犯人はずっとそこにいたのに、わたしはずっと騙されていたのかもしれませんね。

外に出られない夏の日も、みぃはちゃんとわが家を笑いで満たしてくれていました。

イタズラのたびに怒る気にもなれず、気がつけば笑っていた。そんな夏の日のひとコマです。

「我が家のお笑い担当・みぃ。犯人探しは誰よりも真剣でした。(※犯人は本人)」

結の植物療法ノート | 夏の虫対策と、植物のお守り——虫よけスプレーとタイムチンキ

夏になると気になるのが虫対策。

わが家では、市販品だけに頼るのではなく、植物の力も暮らしに取り入れていました。

ベランダには香りの強いゼラニウムの鉢植えを置いて

窓を開ける季節になると、防虫菊の蚊取り線香。

そして毎年欠かさず作っていたのが、虫よけスプレーです。

ご使用の際は、必ず容器を振って使ってくださいね。

ちなみに天然成分のスプレーは、水が入るとどうしても傷みやすくなります。

実際に、リンデンや月桃などのフローラルウォーターは、冷蔵庫で保存していても白いカビが出てしまったことが何度もありました(植物療法業界あるあるです)

だから私は、使う分だけ作って冷蔵庫で保存、1週間ほどで使い切る方法にしています。

少し手間はかかりますが、それも植物と付き合う楽しさのひとつなので

便利さだけではない、小さなひと手間が、安心につながることもあります。

そして実は、この虫よけスプレーにはもうひとつのお楽しみが。

ゼラニウムなどの香りのおかげで、暑い季節の気分転換やデオドラントとしても心地よく使えます。

植物は、「虫よけ」と「香り」を分けて考えなくても、暮らしの中で自然といろいろな役割を果たしてくれるんですね。


もしもの時のお守り ― タイムチンキ

虫よけスプレーと一緒に、毎年作っていたのがタイムチンキです。

これは私にとって、夏のお守り。

蚊に刺されたときに一滴なじませると、不思議なくらいかゆみがおさまり、腫れも気にならなくなりました。

もちろんこれは私自身の体験であり、感じ方には個人差があります。

季節はめぐって秋や冬には、のどがイガイガするときに薄めてうがいをすることもありました。

植物って、本当に頼もしいなぁと感じさせてくれた一本です。

ただ、ひとつだけ注意点があります。

ひっかいてしまったあとに塗ると、本当に飛び上がるくらい痛いです(笑)。

アルコールで作るチンキなので、傷になったところにはかなりしみます。

私は何度も「痛っ!」となりました。

そのたびに、みぃが

「なんで、痛いって分かってるのに使ってるの?」

という不思議そうな顔で見ていました(笑)。

だからこそ、刺されたらなるべく早めに。

ひっかく前に使うのが超おすすめです。


最後に。

植物療法は、「これだけあれば大丈夫」というものではありません。

風を通したり、
虫が入りにくい環境を作ったり、
必要に応じて市販品も上手に取り入れたり。

いろいろな方法を組み合わせながら、季節を心地よく過ごしていく。

そんな暮らし方が、私は好きです。

植物の力はやさしく心強いけれど、すべての人や動物に合うとは限りません。

自分や大切な家族に合うか、様子を見ながら使ってくださいね。

(※個人差・個体差があります)