ステロイドを卒業してから、みぃの目は少しずつ変化が見られました。
緑内障で大きくなっていた眼球が、ちょっと小さくなってきたのです。
眼球の中の状態が落ち着いてきたのかな、と私は感じていましたが、
正直なところ、その仕組みを当時は、詳しく理解していたわけではありません。
ただ、確実に目が変わっていくのを感じました。
そして毛もどんどんと伸びてきました。しっかりロングヘアになり血統書通り(笑)
治療の日々が、ちゃんとみぃの身体に届いていたんだ。
小さい体なのにすごいなぁ。。そう感じた瞬間でした。
このころのハーブブレンド
ステロイドを卒業したあとも、ハーブによるケアは続けていました。
目と肝臓を意識したブレンドはそのまま継続しながら、秋に向けて新たに意識したのが、胃腸をあたためるハーブや食材です。
前回もお伝えしたとおり、みぃは秋になると痩せやすい子でした。
何度も言いますが羨ましい体質です(笑)
季節の変化で消化がいつもより弱くなりやすいこの時期に、
胃腸をしっかりあたためながら、必要な栄養をきちんと届けること。
そして、季節に合わせた全体のバランスをととのえていくこと。
その時々の様子を見ながら、食事やハーブも少しずつ調整していました。
パピーに戻った?!っていうような元気さ
目が痛くなくなったみぃは――元通りというより、別犬かのような元気さ(笑)。
手あたり次第、いろんなものを解体(壊す破くかじる)し始めたり、イタズラをしたり。
あのおとなしかった日々はどこへやら。
まるでパピーのころに戻ったかのような勢いでした。
「破壊王、復活か・・・?」
と思うくらいでした。
でもこれが、我が家の日常。
だからそれが嬉しくて、怒る気にもならずどんどんやっておしまい!といってました。
元気なみぃをまた見ることができた。
それだけで、私は幸せでした。
土の上を歩く時間
闘病中から、私はできるだけみぃを土の上に連れていくようにしていました。
植物療法を学ぶ中で、アーシングという考え方を知っていたこともありますが
それ以上に、みぃ自身が土の上を歩く時間を、とてもうれしそうに過ごしていたからです。
河原の空気が好きだったのか。
草や土の香りが好きだったのか。
それとも、お友達に会えるのがうれしかったのか。
その理由は、みぃに聞いてみないとわかりません(笑)
でも、目が痛かったころは抱っこで来ていた河原を、
元気になったみぃは、自分の足でどんどん歩いていくようになりました。
そして、ここから河原散歩好きがさらに加速します。
週末ごとに3時間散歩の強制(笑)
元気を取り戻したみぃが大好きだったのが、先ほどもお話した通り河原へのお散歩です。
土の上を歩くアーシング。
大地を感じながら歩く時間は、闘病中のみぃにとっても、私にとっても大切な時間でした。
そして元気になったみぃは、とにかく歩く。
週末になると、3時間コースを強制する(笑)
「いやだ、まだ帰らない」
「あっちに行って、もっと歩く」
そんな顔をしながら、ぐいぐいリードを引っ張っていきます。
広い河原では危なくない場所でロングリードでボール投げも楽しみましたが
これも心臓に持病があるみぃは10分でおしまい。
目が痛かったころ、抱っこで来ていたあの河原を。
今度は自分の足で、ぐんぐん歩いていく。
その姿を見ながら、
「一緒に歩けるって、こんなに嬉しいことなんだな」
と、しみじみ感じていました。
ゆっくり歩く河原も季節を感じるひとつ。
次のステージへと進んでいるんだなと思っていました。

ちなみに、みぃは病院が好きでした(笑)
そして、ちょっと意外かもしれませんが、みぃは病院も嫌いではありませんでした。
もしかしたら、
「ここに来れば、痛いのを治してもらえる」
と、わかっていたのかもしれません。
そして、もうひとつ。
病院に行くと、わたしがめちゃくちゃ話しかける(笑)
注射のときも、眼圧検査のときも、私はみぃの気をそらそうと、ずーっと話しかけていました。
「みぃのお耳はどこ?」
「あったあった、ここにあったよ」
「これ終わったらどこにいこうかな?」
……とにかく、しゃべる(笑)
しかも本当にどうでもいいことばかりだし周りにいる先生はじめ看護師さんも
どういう会話してるんだ?と失笑している。
ここでご飯の話はNG.興味があることは首をかしげて理解しようとするので
みぃが「おかーさん何言ってんだ?」くらいがちょうどいいのです。
だから、みぃにとって病院は、
「痛いことをされる場所」
というより、
「おかーさんがずっとしゃべっている場所」
だったのかもしれません。
目がだんだんと落ち着いて小さくなって。
イタズラが復活して。
河原を3時間歩いて。
病院では、おかーさんのどうでもいいおしゃべりを聞いて。
ステロイド卒業後のみぃとの日々は、
新しい冒険の始まりでした。
病気と向き合う日々の中で、少しずつ取り戻していった、みぃ本来の元気。
その姿を見られたことが、あの頃の私にとって何より嬉しいことでした。













