みぃはパピーのころから、少しだけ体が繊細な子でした。
おなかが弱くて、よく吐いたし、よく下痢もした。
「また今日もか…」と思いながらも、お世話をする日々。
おしりもよく洗ったし、じゅうたんの掃除もたくさんした。
それもみぃとの大切な時間のひとつでした。
それから、ダックスフントのたれ耳特有の悩みも6カ月くらいからありました。
そう、外耳炎です。
たれ耳は蒸れやすく、放っておくとすぐに耳の中の環境が悪くなってしまう。
だからこまめにお耳をひっくり返して、通気をよくして、お薬でケアする。
そして私だけかもしれませんがよく耳のにおいをかいでいました。
それらがみぃとの日課でした。
面白かったのは、みぃがこの耳のお薬をとても気に入っていたこと。
嫌がるどころか、むしろ喜んでいたくらい(笑)。
そのせいかどうか、耳をひっくり返す習慣はみぃの体にしっかり刻まれて、大人になってからも、最後まで耳がよくひっくり返ったままになっていました。
それを見るたびに、なんだかなつかしくなって、くすっと笑ってしまったものです。
そしてもうひとつ、みぃの特徴といえば——動物病院が大好きだったこと。
お散歩の途中でも、病院の前を通ると自ら入ろうとする。
診察も、処置も、特に怖がる様子もなく「こんにちはー!」ととびきりの笑顔で先生に挨拶をしていました。
狂犬病ワクチンや混合ワクチンの日も、みぃはいつも通り。
わたしが診察台の前でみぃにひたすら話しかけます。
「今日の夜ご飯、どうしようか?」
「夕方のお散歩は今日はないんだよ」
「注射したから暴れん坊はできないよ」
気がついたらいつの間にか注射が終わってるという作戦。
いつもみぃはきょとんとした顔をしていました。
怖かったのかもしれないけれど、わたしの声を聞きながら、ちゃんとそこにいてくれていた。
そんな子でした。
体は繊細でも、心はどっしりしていた。
それがパピーのころのみぃでした。
この先、みぃの体といろんなことに向き合っていくことになるのですが——それはまた、次の記事で。

