結の植物療法ノート | 夏の虫対策と、植物のお守り——虫よけスプレーとタイムチンキ

夏になると気になるのが虫対策。

わが家では、市販品だけに頼るのではなく、植物の力も暮らしに取り入れていました。

ベランダには香りの強いゼラニウムの鉢植えを置いて

窓を開ける季節になると、防虫菊の蚊取り線香。

そして毎年欠かさず作っていたのが、虫よけスプレーです。

ご使用の際は、必ず容器を振って使ってくださいね。

ちなみに天然成分のスプレーは、水が入るとどうしても傷みやすくなります。

実際に、リンデンや月桃などのフローラルウォーターは、冷蔵庫で保存していても白いカビが出てしまったことが何度もありました(植物療法業界あるあるです)

だから私は、使う分だけ作って冷蔵庫で保存、1週間ほどで使い切る方法にしています。

少し手間はかかりますが、それも植物と付き合う楽しさのひとつなので

便利さだけではない、小さなひと手間が、安心につながることもあります。

そして実は、この虫よけスプレーにはもうひとつのお楽しみが。

ゼラニウムなどの香りのおかげで、暑い季節の気分転換やデオドラントとしても心地よく使えます。

植物は、「虫よけ」と「香り」を分けて考えなくても、暮らしの中で自然といろいろな役割を果たしてくれるんですね。


もしもの時のお守り ― タイムチンキ

虫よけスプレーと一緒に、毎年作っていたのがタイムチンキです。

これは私にとって、夏のお守り。

蚊に刺されたときに一滴なじませると、不思議なくらいかゆみがおさまり、腫れも気にならなくなりました。

もちろんこれは私自身の体験であり、感じ方には個人差があります。

季節はめぐって秋や冬には、のどがイガイガするときに薄めてうがいをすることもありました。

植物って、本当に頼もしいなぁと感じさせてくれた一本です。

ただ、ひとつだけ注意点があります。

ひっかいてしまったあとに塗ると、本当に飛び上がるくらい痛いです(笑)。

アルコールで作るチンキなので、傷になったところにはかなりしみます。

私は何度も「痛っ!」となりました。

そのたびに、みぃが

「なんで、痛いって分かってるのに使ってるの?」

という不思議そうな顔で見ていました(笑)。

だからこそ、刺されたらなるべく早めに。

ひっかく前に使うのが超おすすめです。


最後に。

植物療法は、「これだけあれば大丈夫」というものではありません。

風を通したり、
虫が入りにくい環境を作ったり、
必要に応じて市販品も上手に取り入れたり。

いろいろな方法を組み合わせながら、季節を心地よく過ごしていく。

そんな暮らし方が、私は好きです。

植物の力はやさしく心強いけれど、すべての人や動物に合うとは限りません。

自分や大切な家族に合うか、様子を見ながら使ってくださいね。

(※個人差・個体差があります)

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