前回のお話では、みぃが4歳の夏に発症したアレルギー性ブドウ膜炎についてでした。
虹彩の癒着が進み、緑内障へと移行していると診断され私は毎日不安と向き合っていました。
そんな頃、ブログを通じて知り合った友人から植物療法はどうですか?と連絡をいただき、
これが私と植物療法との最初の出会いでした。
当時の私は植物療法について、ほとんど何も知りませんでした。
何なら自分で飲むのは苦手の部類。
ただ、みぃのためにできることがあるならやってみたい。
そんな思いで勉強を始めました。
同時に、セカンドピニオンとして別の獣医さんとのご縁もいただきました。
この出会いは私たちにとって、とても大きなもので
病気だけを見るのではなく、みぃという存在全体を見てくださる先生だったんです。
不安なことを相談できること。
分からないことを一緒に考えてくださること。
動物には優しく、飼い主にはとても厳しく怖い先生でしたが(笑)
とても心強かったことを覚えています。
あらゆる治療の中で、ステロイドも使用しました。
ステロイドという言葉に不安を感じる方も少なくないと思います。
実際、私も最初はそうでした。
けれどいま振り返ると、ステロイドは敵ではありませんでした。
必要な時に、必要な量を、正しく使う。
そして体の状態を見ながら減薬していく。
みぃは眼圧の安定が数カ月続いたのち、少しずつ薬を減らし
最終的にはステロイドを卒業することができました。
そして、この経験はのちに私自身を助けることになります。
翌年、今度は私自身が病気になり、ステロイド治療を受けることになったのです。
ですが不思議と怖くありませんでした。
みぃと一緒に学んだ経験があったからです。
薬を必要以上に怖がるのではなく、正しく理解して使うこと。
そして治療と同時に体を整えていくこと。
みぃが教えてくれたことが、そのまま私の支えとなりました。
病気の経過の中で、左目は視力を失いました。
けれど虹彩癒着していた右目は回復し、左目の眼圧はステロイド卒業とともに安定しました。
もちろん目薬も卒業です。
そして何より、みぃは変わりませんでした。
河原を走り、
ごはんを楽しみ、
いたずらをして、
毎日をいつも通り生きていました。

この頃には左目の視力は失っていました。
それでもみぃは、毎日を楽しそうに過ごしていました。
そして気が付けば、毎月の動物病院が楽しみになっていました。
診察の日になると、
「今日はどうかな」
眼圧OK
薬が減っても病状が安定し、良い報告もできた。
眼圧の検査もお手のもので
そんな日には先生も看護師さんも一緒に喜んでくださいました。
病気が良くなることは、もちろん私たちにとっても嬉しいことです。
けれどそれだけではありません。
一緒に頑張ってくれた人たちの笑顔も増えていく。
私はその時、
治療とは病気だけを見るものではないのだと知りました。
今振り返ると、この頃にできたのが「チーム結」の原型だったように思います。
病気を見るだけではなく、その子全体を見ること。
薬を敵にしないこと。
体の声を聞くこと。
そして何より、笑顔を大切にすること。
みぃが教えてくれたことは、今も私の中に生きています。
だから私は今でも思うのです。
「笑顔が一番のくすり」
