梅雨の時期は、お散歩に行けない日もあります。
そんな日は、室内でしっとりデート・・ではなく、
体力も気持ちも有り余っているみぃと遊びます。
よくやっていたのが「探して!ゲーム」
いわゆる「クンクンゲーム」ですがうちではこう呼んでいました。
やり方は簡単で、みぃにはいったん別の部屋で待っていてもらい、その間に私が部屋のあちこちへご褒美を隠します。
ご褒美といっても、りんごだったり、時々きゅうりだったり。
おやつをあげていなかったので、我が家ではりんごが立派なご褒美でした。
準備している間でも閉まったトビラ下の隙間に鼻を突っ込んでふがふがと鼻を鳴らす音が聞こえます。
そして準備が終わると、
「探して!」
の合図でゲーム開始です。
みぃは目や鼻を使って一生懸命探します。
でも不思議なことに、一度探した場所でも何度も何度も確認に行きます。
さっき見たはずなのに、もう一度。
またひと回り探してもう一度。
犬の世界では、もしかしたら「今度はあるかもしれない」が常識なのかもしれません。
しばらくすると、みぃは私のところへやって来ます。
最初は「全部見つけたよ」の報告だと思っていましたが、実は違ったようで・・
どうやら、降参の合図だったようです。
「探したけど見つからないからヒントください」
そんな顔で見上げていました。
そこで私は、見つけていないところを指さして、
「テレビ台の上だよ」
「もう少し右」
「おしい!もう少し左」
とヒントを出します。
すると、ちゃんとその方向へ移動するのです。
いま思うと、「右」「左」「上」なんて言葉も、遊びの中で覚えていたのかもしれません。
お散歩の時も、ポールを使って右や左へ回る遊びをしていたので、少しずつ意味がつながっていたのかなと思います。

もうひとつよく遊んだのが、「かくれんぼ」です。
ボールを投げてみぃが追いかけているうちにさっと私が隠れると、
みぃは最初に視覚で探します。
見つからないと、今度は鼻を鳴らしながら匂いで探し始めます。
かくれんぼなので見つからないように息をひそめてドアの裏に隠れて
テレビの反射や窓の反射でみぃの動向をみつめているのですが
「おかーさんここだ!」と居場所がわかると、
「そこにいるのはわかってるんだから!」
と言わんばかりに吠えて合図します。
かくれんぼに関しては、みぃも負けてはいません。
自分が隠れる側になることもありました。
呼んでも出てこないなと思ったら、物陰からじっとこちらを見ています。
どこにいるか気付いていても、私は知らないふりをして
「みぃ、どこー?」
と探しているふり。
みぃもしばらく様子を見たあと、勢いよく飛び出してきます。
そして大喜び。
私も大笑い。
そんな時間を過ごしていました。
雨の日はお散歩ができなくて残念だと思っていましたが、振り返ると、そんな日だからこそ生まれた遊びもたくさんありました。
みぃとの雨の日は、思い出すと今でも少し笑ってしまいます。
雨で外に出られない日も、こうして室内で楽しい時間を過ごしていました。
みぃとの遊びは、特別な道具がなくても、ちょっとした工夫でいくらでも広がっていく。
そんなことを思い出させてくれる、梅雨の日のひとコマです。
