いのちのバトン 第5回(最終回)| いのちのバトンをつなぐ
長いシリーズを最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
震災のこと、みぃのこと、タッチケアのこと
——これまでお話ししてきたすべてが、最終回のこのテーマにつながっています。
「いのちのバトン」
この言葉は、あんみの活動の中で、とても大切にしている想いです。
守られている命のそばで働くということ
ペットシッターとしてお預かりする子たちは、安心できる家があり、帰りを待つ家族がいます。
その「守られている命」のそばで仕事ができることは、本当にありがたいことです。
食べること。
眠ること。
安心して毎日を過ごせること。
それは当たり前のようで、本当はとても尊いことでした。
みぃとの時間の中でも。
震災で保護された動物たちとの出会いの中でも。
私は何度も、「安心して生きられること」の大切さを教えてもらってきました。
それと同時に、たくさんの人たちのやさしさにも支えられてきました。
現地で動いてくれた人。
保護を続けてくれた人。
寄付を届けてくれた人。
祈り見守ってくれた人。
誰かひとりの力だけではなく、たくさんの想いが少しずつつながって、命は守られていました。
だからこそ思ったのです。
この売上の一部を、今、守られていない命のために使えないだろうかと。
そして、いのちのバトンになる
あんみでは、ペットシッターの売上の一部を、保護犬・保護猫など守りを必要としている命へのチャリティーとして寄付しています。
寄付は、一人で抱えるものではなく、想いを共有するものだと思っています。
あんみを選んでくださる飼い主さんもまた、その支援の輪の中に入ってくださっています。
特別なことはしなくていい。
大きなことはできないかもしれません。
けれど、
今、目の前にいる子を大切にすること。
そのやさしさを、これから出会う命へ少しずつつないでいくこと。
それが、あんみにできる「いのちのバトン」だと思っています。
犬や猫たちは、今日をまっすぐ生きています。
おいしいね。
安心だね。
一緒にいると楽しいね。
そんな小さな毎日を、全力で大切にしているように感じます。
だから私も、
食べること。
眠ること。
遊ぶこと。
その子らしく安心して暮らせる日々を、そっと見守っていきたいと思っています。
震災のとき、私は一通のメールを送りました。現地には行けなかった。
でもハーブという形で、傷ついた命に寄り添うことができました。
あの経験が教えてくれたこと。
仕事は、生活のためだけではなく、社会とつながる手段にもなるということ。
特別なことをしなくてもいい。
今している仕事の延長線上で、誰かを支えることができる。
ペットシッターとして。植物療法を行う者として。
私はこれからも、売上の一部を命へ還元していきたいと思っています。
ここまで、「いのちのバトン」シリーズを読んでくださり、本当にありがとうございました。
これからもあんみは、ペットさんと飼い主さまの日常にそっと寄り添いながら、やさしさの循環をつないでいきたいと思っています。
あんみについて
ペットシッター・植物療法・タッチケアを通して、
ペットさんと飼い主さまの毎日にそっと寄り添っています。
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