ダックスのみぃと続けた、自然のトレーニングのこと
ダックスフントは胴長短足という体型から、股関節やひざに負担がかかりやすい犬種です。
みぃもパピーのころの健康診断で、ひざのゆるさと股関節が脱臼しやすい形状であることを先生に指摘されていました。
治療は必要ないけれど、まず筋肉をつけることが大切だと言われました。
自然がみぃのトレーニング場所
先生からのアドバイスは、下半身に筋肉をつけること。
そのために取り入れたのが、川原のごつごつした砂利の上を歩くこと。
でこぼこした地面を歩くことで、平衡感覚が養われます。
ついでにわたしの平衡感覚や足裏の感覚も養われていきます。
そしてお散歩では、小さな丘や山の緩やかな坂道の上り下りで、後ろ足の筋肉をしっかりつけていきました。
もちろん私も、しっかりと汗をかきながらついていきました。
内側からのサポートとして、筋肉をつけるには、食事からのアプローチも大切です。
良質なたんぱく源として鶏肉を多く取り入れ、軟骨を作るコラーゲンを補うために鯛の煮物や
タウリン豊富な貝の煮汁も積極的に食卓に並べる日々。
運動と食事、両方からみぃの体を支えていました。

びっこをひいたとき——痛み止めを使わない選択
トレーニングとケアを続けていても、たまに股関節やひざが外れてびっこをひくことがありました。
痛かったと思います。
最初はびっくりして病院へ駆け込んだことを思い出します。
獣医さんと相談した上で、わたしたちは痛み止めは使いませんでした。
痛みがなくなると動きたがって、かえって悪化してしまうことがあるから。
いちばんの治療は、安静にすること。
その代わりに取り入れたのが、セントジョーンズワートオイルとラベンダーのアロマオイルを使ったホットコンプレス。
温めながら、やさしくケアしていました。
みぃのホットコンプレスにも、この組み合わせを使っていたのですがラベンダーの香りにつつまれてうとうと眠ってしまうこともよくありました。
セントジョーンズワートオイルとは
セントジョーンズワートは古来から痛み止めとして使われてきたハーブです。
ハーブは飲んだり食べたりする内側のケアのほかに、オイルにして肌から取り込むこともできます。
わたし自身も腱鞘炎や腰痛のときにラベンダーと一緒に使っていて、数日でずいぶん楽になることが多いので今でもたまに使っています。
痛みと炎症にはビタミンCを
痛みや炎症のケアにビタミンCも積極的に摂ってほしいです。
みぃにはローズヒップとハイビスカスのティーを多めに飲ませていました。
みぃは酸っぱいものが大好きな子だったので、そのままで喜んで飲んでいましたが(笑)
普通のワンコには酸味が苦手な子も多いので、はちみつを少し加えてあげるのがおすすめです。
ローズヒップとハイビスカスが自宅にない場合は、自家製のはちみつレモンでもOK。
飼い主さんも一緒に飲めて美味しいので、ぜひ作ってみてください。
さらにおすすめなのが、ローズヒップ+ハイビスカス+はちみつでゼリーを作ること。
これが好きなワンコ、すごく多いんです。
以前ワークショップの試食でお出ししたとき、グルメで有名なトイプードルが何度もお変わりしてくれたほどの人気ぶりでした(笑)
もちろん、飼い主さんも一緒にゼリーパーティすることもおすすめです。
※ビタミンCは摂りすぎるとお腹がゆるくなることがあるので、様子を見ながら取り入れてくださいね。
動けない日の、みぃなりの発散法
安静中のみぃは、足以外は元気そのもの(笑)
痛くて動けないのに、保護用のクッションを噛んでみたり、体を包んだ毛布を振り回したり。
動けないイライラをそこにぶつけていました。
でも、それは止めませんでした。
それがみぃなりのストレス発散だったからです。
痛くてもご飯はきっちり3食。ゼリーパーティー付きで(笑)
食欲があるということは、体が回復しようとしているサイン。
みぃの‟食いしん坊なところ”に、何度助けられたかわかりません。
治療だけが、ケアじゃない
ダックスと暮らしている方へ。
関節が弱い犬種と暮らしている方へ。
治療だけがケアではありません。
日々の運動。
毎日の食事。
そして、何かあったときの自然なアプローチ。
そんな小さな積み重ねが、体を支える大きな力になることがあります。
みぃとの経験が、どこかの誰かの安心につながったら嬉しいです。
